ちょっと、自慢(ご機嫌)

  〇ちょっと、自慢(ご機嫌)


 自作フライス盤のバイスを降ろしたついでに、

テーブル上にダイヤルを走らせてみました。

 

主軸中心にダイヤルをセットし、

X,Y各軸ストロークエンドまで測定しました。

 

○テーブル寸法は   210mmx650mm

○ストロークは、   X軸・・・410mm

           Y軸・・・180mm

です。


結果は、

一番低いところをゼロとし、一番高いところが+0.025mmでした。


どうでしょう?

 

自分では、よく出てると思います。

 

180mmx410mm内を、±0.0125です。

この書き方のほうが、ちょっと見栄えがいいですね(w)


 私のシェーパーのストロークは720mmです。その機械でこのフライスのテーブルを加工しましたから、テーブル単体の問題も含めて、この測定値です。メーカー製の機械ならともかく、自作でこの値です。

 

凄いと思いませんか?


自分では、凄いと思います!!!

 


機械の精度出しは、ほんと難しいのです。


角型水準器とストレートエッジくらいしか基準になるものはなく、

それらを頼りに、キサゲで共摺りした角型摺動面

その他、私の技術の全てを注ぎ込んで作った機械です。

 

 約一年半前にこの機械が完成したときにも、同じ測定をしましたが、

今回と0.005mmの違いです。しかも、良くなってる。

まあ、0.005mmは、うちでは測定誤差の範囲内なので、

ほぼ同じと考えていいと思います。

 各部分の磨耗なども考えて作ってるので、他の精度も含めて、もう少し良くなってくると思います。


 機械には、静的精度と動的精度がありますが、

私が、フライス加工になれてませんので、今の段階での切削テストは、機械がかわいそうですので、もう少し後にします。



■「技術伝承」について

西尾鉄工所三代目が語る!

    紹介動画

映像製作フクダスタジオ

電子書籍出版しました!

       2016.5.5

リンク

当社ブログ

ブログリンク

セーパーの加工