2013年

2月

09日

ほんとうの指導者

柔道日本代表女子選手らに対する暴力問題が、最近よく報道されてます。

 

あってはならないことは言うまでもありませんが、

 

なぜ指導者が選手にそのようなことをするのでしょうか。

 

 

私は以前、自分がお世話になっている道場(剣道)の指導員を

 

させていただいてました(おもに小中学生の指導)。

 

その時、先生より、

 

「子供を怒鳴ったり、いかくするようなことはしてはいけない」

 

「子供は自分よりすぐれた人であると思って接しなさい」

 

と言われました。

 

このような言葉は、一見、指導方法のように思われますが、

 

実は、自分の稽古(成長)のためでもあるのです。

 

つまり、指導とは、人を指導するだけではなく

 

自分のためでもあるということです。

 


私が、他の道場に出稽古に行った時の事です。

 

すごく貴重なことを指南していただいたので、

 

いつもより丁寧にお礼を言いました。するとその先生は、

 

「そんなに丁寧に言わなくてもいいよ。私はこれまで、

 

何一つ自分であみだしたものはない。

 

全て先輩先生方から教わった事を伝えてるだけだから。」

 

とおっしゃいました。

 

その先生は教士七段です。私はすごい先生だと思いました。

 

 

また、自分の人生の師と思ってる人に聴いた話ですが、

 

ある範士八段の先生が、高齢のため生まれ育った山奥に

 

引っ越されたそうです。すると指導を受けたいという人が

 

後をたたなかったらしいです。

 


このように、自分は偉いんだと言うのではなく、

 

他の人から慕(した)われる、または尊敬されるのが

 

本当の指導者ではないでしょうか。

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