サブスピーカー


私のサブスピーカーの仕様


BOSE 101MM    バスレフ方式   BOSE(ボーズ)

インピーダンス    6Ω

許容入力       45W(rms) 150W(MAX)

出力音圧レベル    86dB

再生周波数帯域    70Hz~17KHz 

サイズ        232(W)x154(H)x157(D)

 


とこのような仕様です。


前回このスピーカーが


「至上最強のチビ」


との異名をもってると書きました。

それは、この小さなサイズにもかかわらず耐入力性が半端ではないのです。

 

私のアンプ(出力70wx70w)を全開でCD1枚聞きましたが

びくともしません。

ちなみに、場所は自分の部屋ではありません。

そんなことをしたら、気を失いかねませんから。

私の出身中学校の屋外朝礼用のアンプが出力50wx50wでしたから。

結婚した時、住居を今の工場の上に引っ越した時、一階の工場で鳴らしました。

 

 一方、私のメインに使ってるスピーカーは

半分くらいの出力で音が歪んで悲鳴を上げてしまいました。

(私のアンプのボリュームの目盛は、dB表示で刻まれていて

きちんと出力が計算できます)

 

 さらに、愛読書だった

 

「ラジオ技術」


誌ではもっと恐ろしいことを実験したかたがおりまして、

なんとアキュフェーズの500wのパワーアンプを全開にしたそうです。

結果、つぶれなかったとの記事がありました。

まさに

 

「至上最強のチビ」

 

です。

 

 

 

余談ですが、出力には、ちょっとカタログデーター上のからくりがあります。

オーディオでいう出力とは

「定格出力」

現在の音響機器や、カーステレオなどは、

「最大出力」「総合出力」

といった紛らわしい言葉を作って表現してます。

性能がいいように見せかけたいのでしょうね。

これらは、全く比較にならず、

要約すると、ずっと出力できるのと瞬間だけ出力出来るのとの違いです。

機械のモーターとにてますね。

定格出力は、周波数帯や歪といった決まった条件の下、

その出力に合格してます。

 

 

 


さて、このスピーカーの音質ですが、


「鳴りっぷりがいい」

 

につきます。聞いててハッピーな気分になります。

みなさん、いろいろなイベントや展示会での説明で、

心地よいアナウンスやバックミュージックが流れてるのを良く聴くと思いますが、

まずほとんどがこのスピーカーだと思います。

現在は、各メーカーがまねたものを出してますが、

今から約30年前は、このスピーカー一色でした。

「工作機械の国際見本市があるたびにファナックがビルを建てた」


といわれた時代です。

今は、各工作機械のメーカーが制御まで自社でしてますが、

あの頃は、

 

「赤い帽子のサーボモーターに黄色に赤字のファナックの制御盤」

が独占してました。

 


話が脱線しましたので、戻します。

よくオーディオマニアのかたは、このスピーカーは

 

「音楽性がない」

 

と言います。否定はしませんが、それにあまる長所があると私は思います。

ボーズ社が、

 

「101MM」

 

と、後尾に MM つまり、

 

「ミュージックモニター」

 

とつけたことからもその音楽性には独自のものがあります。

 

 また、フルレンジスピーカ一1個(2ウエイや3ウエイではなく)ですので、

音の定位は抜群です。

 

 

 

このスピーカーの使い方として、

60Hz以下の低域をカットして負担を減らして使う方法が一般的です。

専用アンプとして出てるものにもそのようなイコライジングがされてるようです。

しかし、私は、あえて低域を出す方向でセティングしてます。

今はまだ、メインスピーカーの上に載せただけの状態ですが、

以前はこの状態で、ブロックで101MMの周りを囲むようにし、

低域を出してました。

阪神淡路大震災の時に、メインスピーカーごとたおれて以来、やってません。

 

 

 

よくスピーカーのテストをするのに、男性のアナウンスの声を使いますが、このスピーカーは、かなりのものだと思います。


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