私のレコードプレヤー

 

○私のレコードプレヤー

 
 今回は私が使ってますレコードプレヤーについて

書かせてもらいます。

 まず、なぜか、取扱説明書に

「プレーヤー」ではなく「プレヤー」となってました。

ここは素直に従っときます。

VICTOR JL-B37R  ダイレクトドライブです。

 

構造は、

 簡単に言うとモーターの軸に直接ターンテーブルが乗ってます。

 

特徴は、

  モーターのわずかな回転ムラを吸収してくれる反面、

「モーターゴロ」と言って、モーターの振動が直接ターンテーブルに

伝わってしまいます。

 他には、それを防ぐ為、糸ドライブと言って、モーターの回転を

糸でターンテーブルに伝える方法があります。

この場合モーターの回転ムラを吸収させる為に、大変大きな慣性力をもった

ターンテーブルが必要になり、価格も高額になります。


セッティングは、

  まず、振動対策として、透明のカバーをはずしてます。

音の振動でカバーが振動し、それがレコード針に伝わるのを防ぐ為です。

 

 次に、インシュレーターを、レコードプレヤーの下に四箇所、

足のように敷いてます。

これは、おもに低音の、床を通じて伝わる振動を防ぐ為です。

円錐形のゴムによって防いでます。

 

 それと以前このブログの「メインスピーカー」で 

中高域のキーン音として紹介しましたが、

トーンアームのベース部を少し高くしてます。

この方法は、私のステレオの欠点である、

「中高域のキーン音」

をどうするかを、

 

いろいろ、苦心し、さんざん、あれこれ、試した末に


 見つけ出した方法です。本当に長い道のりでしたが、効果は大です。

ブログにも書きましたが、後に、月刊誌「ラジオ技術」にも同様の方法が紹介され、

レコードのラッカー盤」製作時の、カッティングマシンのカッターの角度と、

レコードを再生する時の、レコード針との角度の関係が、

一時期論争になりました。これをきっかけに、

アンチスケーティング装置

と言って、レコード針がレコードの中心に引っ張られる力をキャンセルする仕組み

があるのですが、このことについてメーカーとオーディオマニアのあいだで、

すごいことになって、

 

メーカー側は、     「有効だ」

オーディオマニア側は、 「ほとんど意味がない」

 

と、実験や物理的計算などいろいろな方法で議論しあいました。

 メーカー側は今までの製品のこともあるし、必死に正当化するのですが、

ついに、あるメーカーの技術者の一人が、


「そのほうが正しい」


とかぶとを脱ぎ、これをきっかけに、

 

「アンチスケーティング装置」は、ほとんど意味を持たない。

 

という結論になり、メーカー側が、オーディオマニア側に

「まいった」

したのが、強く印象に残ってます。

 

オーディオの世界では、「プロよりマニアの方が上である」と言われる一例です。

 

(現在でもこの装置は、ほとんどのレコードプレヤーについてますが、

  全く意味を持たないのではなく、

  正確には、

  内側に引っ張られる力と同じ力で、

  レコード針を直接外側に引っ張らなくてはならないため、

  構造的に不可能に近いと思われます。)




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