〇私の使ってるカートリッジ
久しぶりのオーディオねたです。
興味のない方は、ご辛抱ください。
今回は「カートリッジ」です。
レーザープリンターや複写機で用いる
トナーカートリッジではなく、
レコード表面の音溝の振幅を、電気信号に変換する装置で、
フォノカートリッジともいわれてるものです。
「DL-103」 DENON
を愛用してます。
1964年にNHK技研と電音(当時)が共同開発した、
FMステレオ放送送り出し用の業務用カートリッジだったのですが、
1970年に、民生用として量産販売されるようになりました。
レコードを聴くという人なら知らない人はないという、
今も作られているという超ロングセラーカートリッジです。
私の使用してるアンプ「A-X5」には、MCヘッドアンプがついてますので、
そのままMC入力に、つなげる事が出来るのですが、
昇圧トランス「AU-310」DENON
を通してアンプのMM入力につないでます。
流石にこの価格帯では、MCヘッドアンプは、貧弱です。
このあたりは妥協せざるを得ないところです。
さて、このカートリッジの音質ですが、
「図太い」
につきます。低音がしっかり出てる音が好みの自分にピッタリです。
高域の伸びがもう一息欲しいのと、中高域の繊細さに欠けるところは、
使ってる人共通の部分です。
先程書きました通り、このカートリッジは、もともとFM放送局用に
開発されたもので、基本性能がしっかりしてます。
超コストパフォーマンスの高い一品です。
高価なカートリッジを使ってるマニアの人も
まず間違えなくこれは持ってると思います。
「これぞ日本の音」
といわれ続けたカートリッジです。
プロ用に開発されたため、取り扱いもハードな使用に耐えてくれます。
音の曇りを嫌う為、レコードクリーナーをほとんど使わない
私のLPレコードにも耐えてくれてます。
カートリッジのリード線は、LCOFC(線形結晶無酸素銅)に変えてます。
ほんの15~20mmほどの長さですが、音の入り口ですので効果大です。
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